いつもの光景

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* 先輩と別れ、教室に到着した俺は、自分の席につく。 すると、後ろからポンッと肩を叩かれた。 「タ〓カ!、おっはよーん!今日も張り切っていこうね!」 「美咲…お前は相変わらず元気だな〓。俺にも少しでいいから分けてくれ。」 「はい、200g357円になりまーす!」 「お前の元気は肉かよ!」 エヘヘと優しくほほえみかける彼女は、出雲美咲。中学一年からずっと同じクラスで、俺の数少ない仲のいい女子だ。 いつも明るく、今日も長いポニーテールを揺らしながら、俺に近よってきてくれる。 「ほらほら、もうすぐ先生来るから席についてろよ。」 「アイアイ!気づかいご苦労!」 なんてテンションがたけぇー奴なんだろう。 なんて思いながら、先生が来るのをぼんやり待っていた。
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