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順『いや、していないかな?…あ、強いて言うなら早川と接触したかな。それくらいだなぁ。』
…虎を見る。
博「…俺からは王様の匂いするか?」
虎『ほんの僅かだが、お前からもするな。』
…何処で接触したんだ?
俺だったら気づく筈。
博(虎達の王様、知っているか??静也、司。)
彼らはそれぞれ記憶をたどったが…心当たりは無いようだ。
暫しの沈黙の後野田が口を開いた。
順『じゃぁさ、一緒に探してやれば良いんじゃね??』
俺は驚いた。
そうか…。で終わりそうだったのだが探してやるまで言うとは。
順『早川が。』
それを聞いてがっかりした。
博「俺かよ。」
順『だって俺、はっきりとは視えねぇし??早川なら視えるだろう??』
博「だよなぁ…と言うわけで、虎、俺達と探すか。」
と誘うと虎は言う。
虎『いや、私は野田と居よう勿論、お前にも頼るが…今はおそらく接触したであろう野田に付いていくことにしよう。またヒントが得られるかもしれない。』
博「そうか。分かった。野田、虎はお前と居るとさ。」
順『はぁ?だから俺は視えないし聞こえないし役に立たない!!そして喰っても美味くない!!』
呆れた…。まだ喰われると思っているのか。
博「あのなぁ…こいつはお前のこと喰わないって言ってるうじゃないか。それより、虎、君の名を教えてくれないか?」
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