~学校へ~

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「ばっちゃはまだ寝てるだろうし…」 台所に行けばお手伝いさんが朝食を作ってくれている。 お手伝いさんっていっても、うちの家が大きいからじゃなくて…主に婆っちゃの世話を支えてくれる、サポートの人なんだ! それがまた…美味しいのなんのって… 「魅音さん、そんなにゆっくり食べて大丈夫なんですか?時間はあると言っても、準備しなければならないこととか…」 確かに… 「いつもありがと!今日も美味しかったよ!!」 のんびり食べていたが、その言葉にハッとして時計を見る。 あ、あれ!? 食べる前はあんなに時間あったのに……もう!  
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