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ダイがフロアから居なくなった事で、少し肩の力が抜けた。 しかし、意味が分からない。 週末の事、何か言ってくるかと思えばそうでもないし、いつもと変わらない。 やっぱり酔った勢いで、ダイ自身も覚えてないのかも?など色々と妄想を巡らせながら、資料をパラリとめくった。 2枚目に、クリーム色の正方形のふせんが貼られてあり、少し収まりかけた心音がまた大きく響いた。 『勝手な事して、すいません』 ダイののびのびとした字で、ふせんにはこう書かれていた。 ……………………え?
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