。*・第六章・*。

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「手先が…器用なんだなぁ…と思って…。」 斎藤さんの視線に照れつつ、素直に答えた。 そしたら斎藤さんは耳をほんの少し赤くして 「そうか。」 と小さく呟いた。 「…斎藤さんって整った顔立ちですよね。」 「なっ…。」 一気に赤くなる斎藤さん。 「…安葵の顔立ちは中性的だな。」 「気にしてます。」 「そうか?綺麗な顔だと思うが…。」 ニコリ、と柔らかい綺麗な笑顔で微笑まれる。 .
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