【第一部 かつての世界と、文明の明日に心血を注いだ天才の話】

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( ^ω^)「なるほど。そういうことかお」 川 ゚ -゚)「……すまん。どうも凡人たちとうまくいかんのだ」 後日、自室に呼び出した彼女がポツリと漏らした。 顔は無表情のままだったけれど、わずかにその肩は落ちていた。 彼女の弁解はそれ以降一言もなかった。 潔さだけは褒められものだが、だからといってそれが何の役にたつ? ( ^ω^)「わかったお。もういいお」 それだけを残して、僕は彼女をすぐに部屋から退出させた。 僕の肩も落ちていた。
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