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円「ナルト!!大丈夫か??」
洞窟に戻ると
入口で守が待っていた。
ナ「大丈夫だってばよ。心配かけたな」
円「よかった…ん?そいつは?」
守は俺の横に立っている
少女を指差した。
彼女はいきなり会話を自分に
振られたことにびっくりして
どうしたらいいのかわからず
わたわたしている。
ナ「こいつはさっき兵士に殺されそうになってた奴なんだ。危ないからとりあえず連れてきた。」
円「そうなのか。怪我とかないか?」
『大丈夫…』
守に心配されたことが嬉しいのか
もしくはされることに
なれていないのか
真っ白の顔の頬を
ほんの少しピンクに染めている。
ナ「そういえばお前の名前聞いてなかったってばよ」
『あっ…!?僕の名前はキノといいます』
円「キノかぁ~。俺は円堂守。よろしくな」
『よろしくお願いします』
ナ「じゃ、自己紹介終わったところ早速で悪いがあの村で何が起きてるのか教えてくれるか?」
『!?』
自己紹介をしているときは
笑顔だった顔が
一瞬にして曇ってしまった。
話したくないこととは分かっているが
何が起きているのか
それがわからないとこちらも
手のつけようがない。
数分間待った末
ようやくキノが口を開いた。
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