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『僕たちの一族はもう僕しか生き残っていないと思います…』
円「それって…家族は!?」
『僕の目の前で殺されました』
円「!?ひどい…」
ナ「その箱を開くには最後の生き残り、お前を殺さないと開けないのか?」
『いぇ…、でも一族全員で封印している箱なので少なくとも僕の力は加わっています。素人には開けないと思います。』
円「じゃぁさ、どうにかして封印が解けないようにする方法はないのか?」
『あるっていえばあるんですが…』
円「どうしたんだよ?」
『僕にはとても…できる気がしません…』
あげていた顔を伏せ
また悲しそうな顔をし始める。
手は今にも血が
出てきそうだった。
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