不思議な力

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『ナルト、怪我はありませんか?』 ナ「大丈夫ってばよ」 『良かった』 円「んじゃ、行くか!!」 『待って下さい。』 円「ん?」 『どうせなら、彼らの服を借りていきましょう、その方が見つかりにくくなりますし』 ナ「そうだな」 僕たちは兵士の着ていた 服を脱がし、着ている 服の上からかぶった。 これなら、敵に見つかっても 仲間だって思われるから 安全だと思う。 岩山の入り口を入り 前へ進む。 初めてはいる場所だけど 何処が見覚えのある ここは一体なんなのだろう。 やっぱり封印しているだけあって 頭の石がこの場所を 覚えさせているのだろうか。 それにしてもなんだか 薄気味悪い場所だ。 暗くて、霧が少しでていて、 とても1人では入ることがでいない。 円「キノ、大丈夫か?」 『はい…大丈夫です。』 円「無理はすんなよ」 『はい』 少し前を歩いていた 守が心配してくれた。 なんだか申し訳ない。 さっきももし兵が こっちに来たときは 守ってやるって言われたばっか なのに… なんだか守られて ばっかな気がする。 私もふたりを 守りたい。 ナ「キノ?」 『!?はい!?』 ナ「ほんとに大丈夫か?暗い顔してんぞ?」 気が付けば ナルトと守が 心配そうな顔で こちらを見つめていた。 (また心配かけてしまった) 『大丈夫です。暗い顔は生まれつきなので』 なんて、無理矢理 理由をつけてみたけど 案の定ふたりは信じてくれず、 とりあえず一休み することになった。
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