不思議な世界

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円「ナルト―――!!大丈夫か―――!!」 ナ「あぁ!!」 円「んこの子誰だ?」 ナ「さっき兵士に追われていた子なんだけど…」 少女は今だにぽかーんと してるので 話しかけるにかけにくい。 一体どうしたものか? 男とかなら普通に話し掛けられるが この子は女の子だし 髪は青く長く 目も澄んだ空の色をしている。 改めて見て思ったことは 触れたら壊れてしまいそうな 感じだった。 ナ「え…っと…とりあえず名前いいか?」 『…………』 円「君大丈夫か?」 『だ…大丈夫…』 円「名前いいか?」 『…うん。僕はキノ…』 ナ「名字は?」 『ない。僕の一族は名前しかない』 円「なんかかっこいいな」 ナ「『かっこいい?』」 円「あぁ。だって名前だけってなんかかっこいいじゃん。親しみも増すしさ!!!」 『そうか…?』 ナ「確かに。ナルトの言う通りかもな。」
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