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「きゃーーーー」「うわぁぁぁぁぁあ」
「「なんだ!?」」
二人で森の中を歩いていくと
やっと広々とした
場所に出ることができたが
出た瞬間に遠くの方から
人の叫び声が聞こえてきた。
「何が起きてるんだってばよ!?」
「あっちの方から聞こえてきたぞ」
走って声の聞こえた場所に
向かってみると
そこはとてもじっと見ていられる
風景ではなかった。
あちらこちらに
人の死体、殺される瞬間
それはまさに地獄絵図の
ようだった。
「何があるんですか?」
俺より足の遅い守が
後から走ってこっちに
向かってきたが
俺は守が見る前に守の目を
手でふさいでその場所から
遠くの場所に移動した。
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