新人の気持ちを理解して教育しているか!?

1/2
前へ
/16ページ
次へ

新人の気持ちを理解して教育しているか!?

)良い上司 指導・注意が要点を突き、しかも簡潔。 修正出来たらその都度ほめる。 ※そういう時はこうすればいいよ。 ※うん、その調子。 ※ミスが無くなってきたね。 ※ちゃんと憶えたねぇ。 )悪い上司 指導・注意がとにかくしつこい! 1つ見付けるごとにくどくどと押し付ける。 一度した指導・注意を何度も繰り返す。 ※そういう時は○○で、こういう時は××なんだよ!ああいう時は△△で、こうなったら□□ってなって、そしたらこうなってああなるから、その時に○○ってやって△△って言って、□□ってなるから!それから次にちゃんと○○って言って、△△って言われたら□□って言うんだよ!判った!? このダメな上司の例を読んだあなたはウンザリきませんでしたか?やはりそうですよね。 これは筆者が実際に会った上司です。業界は違っても、やはりどこにでもこういう人間はいるものです。 人間が集中出来る時間はそう長いものではありません。特に新人にとっては未知の世界。せっかく指導をしても、新人がひとつの指導に気持ちを留めないウチに、次から次へと押し付ける。まさに機関銃指導。いや、指導どころか指導の足を引っ張っているのです。 >言えば言うほど良く憶えてくれる >早く身に付くのだ というのは完全な誤り! 何故こんな言い方しか出来ない人間が上司として教育しているのか!? これは特に営業の会社に多い傾向で、出世の基準が売り上げだからです。 これが落とし穴となっていて、売れる人間だけでは良き教育が出来るとは限らないのです。 売りはまず自分から。上司が自分と同じやり方を押し付けて、新人が売れるワケではありません。 上司と新人は別の人間。年齢も顔も声も違う。良い営業成績とは様々や要因が重なって現れるものであり、その様々な要因を一つでも多く見付け出していく術を伝えるのが営業の教育の心髄なのです。image=430774328.jpg
/16ページ

最初のコメントを投稿しよう!

10人が本棚に入れています
本棚に追加