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上空から下降する人影
首に巻く銀色のマフラーが激しく靡く中。その真下には複数の施設が建ち並び
施設内には、機械人形・ドロイドが警備として配置されている事が確認できる
「……目標視認……ドロイド複数確認……人型、12……タンク、5……総17機」
……………………………
施設内管制室
『局長!!センサーが当局に接近する物体を補足!空からです!!』
『空だと!?何故気付かなかった!?』
『それが、速度が異常に速く……反応にタイムラグが!』
『くっ…!何だと言うんだ……!!』
慌てて窓の外を見る男
すると、それと同時に施設広場の地面が爆発し、コンクリート片が辺りに吹き飛ぶ
『なっ、なんだ!?』
巻き上がる土煙を、警備していた4機のドロイドが取り囲む
すると突如――
土煙をかき消すように、蒼い閃光が周りのドロイドを貫くと……立ち上る土煙の中心に、長い銀髪に銀色のマフラーを靡かせて立つ、黒服姿の少年が現れる
少年は冷静に周囲を見渡すと、耳元に手を置き話し始めた
「こちらゼロ……目標ポイント到着……ミッションスタート……」
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