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妖艶な笑みを浮かべて 僕のを見上げると僕の腕に腕をからめて 「この人が彼氏の大和くん」 …。 僕の名前は颯太だけど。 どうやら僕は彼を振るための口実にされてるらしい。 なんの打ち合わせもないまま大胆な。 「全然 葵には似合わないよ。 小さいときから一緒にいてずっと見てきたから分かるよ。 こんなやつ最低じゃね?」 僕を目の前にして そんなことを言い放つこいつの方が 最低じゃないのか?と思いつつ 口をつぐむ。
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