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イヤホンをまたまた耳に差し込むと 今度こそ本当に歩き出した。 急に右腕を引かれて振り返ってみると 彼女は人差し指で僕の頬をつつきながら 「いいよ。その代わり綺麗に撮ってね」 だから…綺麗に撮れる自信ないって。 「いつにする?」 話はどんどん進んでいく。 「あんなイケメンふるくらい男嫌いなのに 僕に写真を撮られて平気なの?」
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