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そう言うと、今度は土方や藤堂が口を開いた。
「おやおや、凪さん凄い言われようですね?」
「本当に鬼畜になってやろうか?」
(なんでそうなる!?)
凪はタジタジしながら弁明の言葉を探していると、前田が吹き出した。
「入院中何があったか判んないけど、随分逞しくなって……いや、虐められるのが好きにでもなったか?」
「なってません!
……さては楽しんでますね?あたしで遊んでますね?」
浩樹は違うと否定しているが、前田達は凪を獲物を見るような目で見ている。
「……先輩達の意地悪!!
次の課題に取り組みますから失礼します!」
凪はふて腐れながらそう言うと、飛び出すように生徒会室を出て行った。
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