0人が本棚に入れています
本棚に追加
駅の近くの本屋は
3階建でとても広く
本も充実している。
さて...漫画コーナーは
3階だったかな?
階段を上がって2階につくと
見覚えのある少女がいた
あ...櫻井さんじゃないか...
参考書見てるのか...
まぁ、俺には関係ないよな...
そう思って上に行こうとしたが
目の端っこで
少女が高いところに置いてある本が取れなくて苦戦しているのが見えた。
3階に行こうか少し迷ったが
やはり放っておくのもなんだし
本を取るくらいなら...
俺は少女が取ろうとしていた本を手に取る
「あ...」
「はい。」
あまり愛想がいいとは言えない渡し方をすると少女はすこしたってから
「あ、ありがとうございます」
少し頬を赤らめ
はにかみながらお礼を言って
そのまま小走りでどこかに行ってしまった。
最初のコメントを投稿しよう!