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ホント何なのあの先生!!
「沙希ちゃん、教室行くの?」
「ぅ、うん」
永村…じゃなかった…!夕志くんに呼ばれなれないせいか、胸がドキッとした。
「じゃあ、俺も!」
にっこりと笑う夕志くん。
こんな顔するからモテるんだなぁ。
「あ!夕志だぁ!もぉどこ行ってたのよぉ」
甘ったるい声を出す女子達。
きっと取り巻き(?)達なんだろうなぁ。
「うっせぇな。
いちいちどこ行ってたのかなんて言うかよ。ん?なに、その顔。そんなにいじめてほしいわけ?」
夕志くんが不敵なに笑みを浮かべる。
「も、もぉ。夕志ったらぁ~」
女子の1人が夕志くんに触ろうとすると
「触んな!
行くよ!沙希ちゃん」
「え!?え!?」
ヒィ!!
女子達の目が!!
怖いよ!!
「キャッ!」
え?今のは私じゃないよ。
あ、夕志くんがぶつかったみたい。
「ごめんね?大丈夫??」
「はい。私が前を見てなかったのが悪いんです」
「そんなことないよ。自分を責めちゃダメだから。じゃ」
私の手を再び引く夕志くん。
裏表激しすぎない??
何この差……
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