1章

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-ガラ 「藍ぃ~~~」 「どうだった?」 教室に戻ってきて藍のもとへ向かった。 夕志くんも庵くんが藍のとこにいるから一緒に。 「最悪だよぉ。プリント、ホッチキスでとめたよ~。1人じゃなかったから終わったよ~」 「よくやった! あれ?夕志と一緒だったの?」 「うん?なん「藍………今何て言った…………!?」」 あぁ。 庵くんの地雷踏んじゃったよ… 庵くんは藍がほかの男子を下の名前でよぶことを嫌っている。(藍もね?) 庵くんは守ってるみたいなんだけど…藍は庵くんがいないときは下の名前でよんでる。 だから、気をつけた方がいいって言ったのに…… 「ぇ…えっと」 藍が焦ってる。 貴重だよ。 「庵、それくらいにしてやったら?」 「でも!」 「はいはい。今日は俺に免じて、な?」 「ぅ………分かった」 渋々了解した、まだ腑に落ちないみたい。 「ありがとう!ゅ、永村」 「いやいや」 うーん。 ヤッパリ夕志くんは優しい人なのかな? .
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