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『えっ…、体を電車が…。』 唖然となる和夫にゆっくりと駅員が話しかけた。 『あなたは今、生死の間なのです。 だから今のあなたは魂だけなのです。』 『生死の…間…。』 信じたくない数々の事を見た和夫は普通の精神ではなかった。
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