危急する演劇部

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ぺたん ぺたん ぺたん ぺたん 昼間の校内はうだつが上がらなくなるほど、倦怠感が支配していた。 俺はやることも無しに ただ彷徨うだけだった。 ぺたん ぺたん ぺたん ぺたん 夜の校内はとても涼しい。 うだつは上がらない。 倦怠感は身に染みる。 心は浮いている。 記憶は沸かない。 これは 夢だ。
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