【第3章】 【遊びにいこう!】

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明けて翌日。 雨の気配なんて微塵も感じられないくらいの日本晴れ。 ミライ 「イイテンキデスネ、  マスター。」 さすがアンドロイド。 汗ひとつかかずに清閑な顔で道を闊歩しておられる。 僕もこの時ばかりはアンドロイドになりたいと思った…。 毎日30℃を超える猛暑。 歩いてても、立っていてもドッと汗が出る。 水分補給は必須だな。 そんな感じで僕らは自宅近くのバス停からバスに乗り、ほどなくして街の繁華街に出た。 ミライ 「ワァ!!」 これでもかと言わんばかりに瞳を輝かせるミライ。 『何処に行こうか?』 ミライ 「マスターに  オマカセしマス。」 今日は日曜日という事もあり、人が溢れている。 『んー…。』 その時ミライが何かを見つけたようで突然走り出した。
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