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明けて翌日。
雨の気配なんて微塵も感じられないくらいの日本晴れ。
ミライ
「イイテンキデスネ、
マスター。」
さすがアンドロイド。
汗ひとつかかずに清閑な顔で道を闊歩しておられる。
僕もこの時ばかりはアンドロイドになりたいと思った…。
毎日30℃を超える猛暑。
歩いてても、立っていてもドッと汗が出る。
水分補給は必須だな。
そんな感じで僕らは自宅近くのバス停からバスに乗り、ほどなくして街の繁華街に出た。
ミライ
「ワァ!!」
これでもかと言わんばかりに瞳を輝かせるミライ。
『何処に行こうか?』
ミライ
「マスターに
オマカセしマス。」
今日は日曜日という事もあり、人が溢れている。
『んー…。』
その時ミライが何かを見つけたようで突然走り出した。
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