【第1章】 【アンドロイド・ハズ・カム】

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『ちなみにもう起動してるんですか?』 ハカセ 「これからよ。  起動するにあたって  君にひとつ注意事項。  この子はいくら  アンドロイドと言っても  喜んだり、悲しんだり…  いわゆる人格があるワケ。」 『人格があるんですか?』 自信満々なハカセは続けて…。 ハカセ 「わが社の研究の粋を  集めた素晴らしい  アンドロイドなんだから  当然♪」 当然…って。 ハカセ 「だから人格は  尊重してあげること!  君がミライに対して  喜ぶことをしたら  勿論ミライも喜ぶし、  悲しいことしたら  ミライも傷つく。  そこらへんは  人間となんら  変わりはないの。  だから  ロボットとしてではなく、  人として  接してちょうだい。」 見た目はどう見たって人間の女の子だもんな。
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