第一話 クリスマスイブ

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マリューはアークエンジェル三番艦、ネェルドミニオンの艦長に就任。地球連邦の旗艦として主に紛争地域の警戒、難民救済などを行っていたが、最近ではその任務もほとんどなくなっていた。つまり、それだけ戦争のない世界が出来上がってきたということだ。 ムウはファントムペインの隊長に就任した。ネオ・ロアノークを名乗っていた頃を含めれば、復隊したことになる。実際、ムウの記憶にはネオの頃の記憶も残っているため、勝手知ったる部隊として違和感なく入り込めたようである。 そんな二人だが、カガリの計らいでネェルドミニオンの管轄下にファントムペインを置いたため、今でもこうして一緒にいる。 また、スウェンもファントムペインに復隊する形になった。以前はムウ(ネオ)はエクステンデットの部隊を持っていたため接点はなかったが、今回は同じ隊となった。ムウの空間把握能力には一目置いており、また、ムウやマリューの前では以前のような無感情がなくなり、他のクルーたちとも徐々に打ち解けつつある。
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