4人が本棚に入れています
本棚に追加
バンッ!
「グエッ?」
拳銃で昆虫型の冷獣ギャンドを三匹落とし、残りは約二十匹。
「気が遠くなる……」
「ギャオォ!」
「ぐっ!」
後ろからもう一つ群れが来やがった。てか、左肩が熱いな。
飛び去ってったもう一つの群れは少し焦ってた様に見えたな。飛び方もぎこちなかったし。あいつら……
「喰らえ!」
何匹かに掠った程度だが、随分列が乱れたようだ。
くそ、体が上手く動かない……
「博士の依頼により、仕留めさせて貰う」
ん? …………なんだ? 同業者か?
「貴方には足止め感謝する」
む、足止めか。でもようやく安心できそうだ。瞼が重い……ユウに思ったっけ、子供かって。
最初のコメントを投稿しよう!