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「…どうも。こんばんはー♪」
硬くなっていた表情を戻しにぱ、と笑った。
アリスは姿形こそは変わっていないが雰囲気ががらり、と変わっていた。
「アリスの中にいるのは…男の子かなー?♪」
こつ、と一歩近づいた。
「まあ、そうだな。俺とアリスは一心同体だからな。」
ふん、と自慢気に笑った。
「うん…自慢気に言うことかい?」
はは、と空笑いをする。
「で、何の用だ?お前達はここに入れないはずだが
。」
低い声でチェシャ猫を睨みつけた。
いや、口元は笑っているが目が笑っていないといった方が正しいのかもしれない。
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