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「それでね…!」
『今回のAliceは呑気なアリスだな』
はっ、とバカにした笑い声が部屋に響く。
姉が死んでから一年がたった。
姉が死んでから初めて不思議な事が起ころうとしているの。
「……貴方はだぁれ?」
「昼間追いかけ回った奴の事も覚えれねぇのか」
地べたに座るアリスを腕を組みながら睨めつける。
昼間チェシャ猫が言った事を思い出す。
『うーん…すぐ会えると思うよ?白ウサギさんと』
「…貴方、白ウサギさん?…でもあの時ウサギの体…」
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