―弐―

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――― 「はぁーあ。今日は休みだってゆぅーのに、なぁーんであの鬼のお使いにいかなくちゃならないんですかねぇ。」 やる気のないダラダラした話し方をしながら歩く男は、少し茶色に近いサラサラした黒髪を1つに結い、女にも間違われそうな綺麗な顔立ちを眉間に皺をよせながらブゥーっと口を尖らせて、ぶつぶつ文句を一緒に歩いている男にぶつける。 「しゃぁねぇだろ?総司。鬼を怒らして1日正座と今ちーっとばかしお使い行くのとどっちがいいんだよ?」 な?っと少しばかり困り顔で答えるこの男。 つやつやしたセミロングの髪を軽く1つに結い、見た目はいかにも兄貴!っとゆう雰囲気をだす男前。 総司と呼ばれる男よりは、少し年上であろう。 隣でふてくされてる男をなだめる。 総「新八は優しすぎですよ!!いいように使われてる!きっとそう!!あぁー、気が落ち着きませんねぇ。何か‥何か斬らねば‥‥‥。」 手を顎に当てぶつぶつと考えこむ姿をみて新八と呼ばれる男は“今危ない発言しちゃったよね!?”と顔をひきつる。 永「あのな「んぎゃぁーーーああああっっ!!」‥‥‥‥‥え?」
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