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「はぁーあ。今日は休みだってゆぅーのに、なぁーんであの鬼のお使いにいかなくちゃならないんですかねぇ。」
やる気のないダラダラした話し方をしながら歩く男は、少し茶色に近いサラサラした黒髪を1つに結い、女にも間違われそうな綺麗な顔立ちを眉間に皺をよせながらブゥーっと口を尖らせて、ぶつぶつ文句を一緒に歩いている男にぶつける。
「しゃぁねぇだろ?総司。鬼を怒らして1日正座と今ちーっとばかしお使い行くのとどっちがいいんだよ?」
な?っと少しばかり困り顔で答えるこの男。
つやつやしたセミロングの髪を軽く1つに結い、見た目はいかにも兄貴!っとゆう雰囲気をだす男前。
総司と呼ばれる男よりは、少し年上であろう。
隣でふてくされてる男をなだめる。
総「新八は優しすぎですよ!!いいように使われてる!きっとそう!!あぁー、気が落ち着きませんねぇ。何か‥何か斬らねば‥‥‥。」
手を顎に当てぶつぶつと考えこむ姿をみて新八と呼ばれる男は“今危ない発言しちゃったよね!?”と顔をひきつる。
永「あのな「んぎゃぁーーーああああっっ!!」‥‥‥‥‥え?」
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