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―――
“え?”
とっさに声がした方を向く。
これまた同じような格好をし、やはり腰には刀をつけた男二人がこちらに近づいてきた。
は、はさみうちーー―――っ!?
え?え?
っと混乱していたら
女顔の青年が
「大丈夫ですか?あなたは下がっててくださいね?」
か、かかか神様ぁーー――――っっ!!!
まだウチを見捨てていなかったのね!?
感激のあまり涙がでそうになるがまぁ、なんとか堪えて
い「あ、ありがとうございますっ!!」
遠慮なんてさらさらなく、ささーっと彼ら2人の後ろについた。
「よぅ、おっちゃん。いい大人が丸腰の子供相手に刀振り回すとは、格好悪いんじゃぁねぇか?」
腰にささった刀を抜きながらこの青年は男前な台詞をいう。
チキショー!!
格好よすぎじゃぁあああ!!
さっきまでのビビり具合から一転し、王子様が現われたと大興奮する。
男「若造がでしゃばるんじゃあねぇーー!どきやがれ!!」
男2人の登場にあせりつつ、やけくそになった男は、ブンブン刀をふりまわし、威嚇する。
「ワタシが相手しましょうか?」
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