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そいつは目の前にいた。
ある休日、私は自宅でくつろいでいた。
ふと、目に入った人影…。
目を向けると、そこに男が立っていた。
少し華奢な体、顔立ちははっきりしていて、整っていた。
髪は肩ほどまで伸びていて、少し茶色に染まっていたが少しも傷んでいない。天使の輪が二重にも三重にも見える。
私は惚けて、しばらく眺めていた。向こうもこちらを気にしていないようだ。
…目が合った。
目ははっきりと大きく、まつ毛も長い。
これだけ整ってると嫉妬すら覚えるな、と、
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