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｢ﾆｺﾆｺ☆HAPPY♪｣
美咲の変な口癖の挨拶を
気にせず俺は手を振り返した。
｢おぉー!おはよう♪
…って!そのﾊﾟﾝなんだよ!?｣
美咲の手には一口かじった
であろう歯形がついた
ﾊﾟﾝが持たれていた。
美咲はﾊﾟﾝを見て、
ｲｼﾞｹてるのか
ほっぺを膨らませながら、
｢だってさ～
ママがﾌﾞﾙｰﾍﾞﾘｰｼﾞｬﾑ
買うの忘れてﾏｰｶﾞﾘﾝしか
なかったんだも～ん…｡｣
そんな美咲の
不意をつく様な答えに俺は、
｢お前は昔からﾊﾟﾝには
ﾌﾞﾙｰﾍﾞﾘｰｼﾞｬﾑだからな♪
じゃなくて!
ﾊﾟﾝを持ちながら登校するな!｣
美咲はﾊﾟﾝを
かじりながら答えた。
｢ふぁ～～～い☆♪｣
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