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(何が起きたんだ!) わけがわからず、床を転げ回った。 右手の熱い感覚は消えている。 だんだん光にやられた目が見えるようになってきた。 まず見えたのは、驚いて口が空いている男の顔。 腰を抜かしてすわりこんでいる。 次に、自分の右腕を見た。 だんだん、ぼやけていた目がはっきりしてきた。 そこにあったのは…… 甲冑のようなものに包まれた自分の右腕だった。
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