開始

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足を止め、振り返る 「応戦してくれるの?」 大川君がヘラヘラ笑いながら答える 「あぁ、まあな」 「武器は?」 そう言うと大川君はポケットから筒状の物体を出した 「何それ?」 「へへ…」 がしゃっ 機械的な音を出し、折り畳み式の望遠鏡の様に筒を伸ばしていく 最終的にはロケットランチャーという事がわかった 「どうだ!!」 どうだって言われても… 「あぁ、凄いね」 「だろ~」 あからさまに返事をしたのに素直に喜んでくる 「とりあえず早く逃げよう。さっきの君の大声のせいで人が集まってくるから…」 「え!俺のせい?」 当たり前だ、早くみんながいる廊下に行こう
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