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『え゙。誰が?』
『…お前だよ』
優君が少し呆れ気味にそう言った。
『へぇ。…ってえぇ!!?魔女って、あのハロウィンとかでよく見る魔女でしょ??』
『えりが思ってる様な魔女じゃないよ。簡単に説明すると、俺らみたいに特定した能力じゃなくて、どんな事でもできる、えりみたいな人の事をまとめて“魔女”と言うんだ。』
弘也君が優しく説明してくれた。
『それで、俺らはここにえりちゃんが居ると言う情報を手に入れてやって来たんだ。……一緒に戦うためにね』
『まぁ、女だった事は想定外だったがな』
『…うん。頭がついていかない』
『…しょうがねぇ。ちゃんと話してやるから、聞け』
優君がぶっきらぼうにそう言った。
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