【世の災厄――竜巻】

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《余談:長明さんは“辻風”と表現していますが、これはやはり竜巻の事のようです。 日本ではあんまり竜巻が起きるイメージは無いのですが、それでも皆無ではないようですね……。 長明さんが描写する竜巻被害の惨状は、アメリカで時折起きる竜巻通過後の光景によく似ています。 三年前の火災からようやく復興した家々や財産が、また紙きれのように消し飛んでいく――この光景もまた、長明さんに深い印象を与えたようです》
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