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『いつか一緒の学校に行って、また遊んでね』
ワタシは彼にそう告げた。そしてそれが叶った……けど、入学式の彼は何故かぎこちない。新しい場所に初対面の人たちに緊張していると思って…
『大丈夫。ウチがいるし、初対面でも一緒に生活してれば友達なんてすぐできるよ』
励ましのツモリだった。ただ彼に頑張ってと思って言っただけなのに。。。。
彼は無言で頷いて、式会場に歩いていった。
いつもは「一緒に行こ」って照れながら並んで歩たのに、今日は何故か彼が遠くに感じた。
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