2さよならの始まり

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「ゆり!久しぶりね!」 「冴子!突然連絡してごめんね!ご主人と子供達は元気してる?こんな時間に出てきて、呼び出しちゃって大丈夫だった?ごめんね!」 「いいのよ!うちの子もう二人とも中学生だし、それより連絡してくれて嬉しかったよ!なみちゃんも大きくなったね!それで今日は泊まるとこ決まったの?」 「うん!それは大丈夫!もう探してあるから…」 「急に出てきた割りにはやっぱりゆりねぇ~昔っからしっかりしてんだから~じゃあ明日からはうちにとまりなさいよ!こっちに10日もいるんでしょ!宿泊代もばかになんないでしょ!旦那のことは気にしなくていいから!ねぇ!そうして!」 ゆり達は次の日から冴子の家に泊まることにし、次の日からの宿泊を全てキャンセルした。
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