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「あれ?想像の人とは違ったかな?ま、見た目じゃないか。」
女性は少し腑に落ちないような顔をして言った。
「ようこそ、童話の世界へ。って言うべきかなー?」
女性は笑いながら私の所に近付いて言った。
「え…?童話の世界…?此処は私の住んでる世界じゃ…ないの?」
女性の言う事は納得出来なかった。勿論、私は幻想でしかも子供の頃によく読み聞かされた『架空』の世界でしかない。
「架空?架空だったらこんなとこある訳ないじゃない?アンタ意外と常識知らず?」
女性は笑いながら私の常識を覆した。
「ま、架空なのかもね?アンタの世界とはかなり違うしね。だから常識知らずのアンタが喚ばれたの。」
そう女性は言いながらある物を取り出した。
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