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「…これは?」
綺麗な女性の絵を刻まれた板を見せられた。
「これはレリーフ。彼女の呪いを封印する唯一の武器。」
彼女と呼ばれた絵はリアルに再現されていて写真みたいだ。
だが描かれた絵の『彼女』は悲しい表情をしていた。
「描かれたこの子は幸せから辛くて悲しい日々に戻されているの。今回の呪いをかけたのはこの子の義理の母と姉からだね。」
今回…?
呪いってそんな簡単にかけれるモンなのかなぁと思ってしまった。
「まぁ取り敢えずついてきてよー!」
女の人は私の後ろに回り背中を力づくで押して前に進まそうとした。
「わ!ちょっと!」
あまりの力に私は半場強引に前に進まされた。
その後、この先で出会う彼女に私は決断をする事となる。
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