第1話「魔法学園」

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チラチラ見てくる初対面のクラスメートが数名いたが、何とか物音を出さずに教室を出ることに成功した。 トイレは先ほどこの教室に来る途中で見かけたので、そこに向かっている。 ちなみに教室は3階である。 昇降口を左手の階段から上がって、そこから左へ進んだ一番奥の教室がA組。 そこから1つずつ手前にB組、C組とある。ちなみに3階に上がった右側は指導室がある。 C組と階段の間に挟まれたおトイレを見つけて中へと入る。 そこではビクビクしている子とそれを取り囲むようにして3人の人物がゴルァだのアァンだのペペロンチーノだの言っていた。 要するにカツアゲなんだと思う。 アゲポヨには関心するけどカツアゲはあまり関心できるものではない。 トイレの入り口で立ち止まっている俺をビクビクしている人を取り囲んでいる1人がこちらを見てきた。 「なに見てんだァ?」 が、俺は痛い目に会うのを避けるため下の階のトイレを利用することにしました。
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