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出会いはこの日。
爽やかな風が吹き晴れていてとても気持ちの良い何気ない日だった。
この日、自分の身に起こることをまだ知らない華恋はいつもの様に、明日香と登校していた。
学校が近づくに連れて同じ制服を着た学生が増えてきた。
「もうすぐだねー。」
と明日香。
「だねー。ほんと、いっつも学校来るだけで疲れるよ…。」
と華恋。
「ねぇ、明日香。」
「ん?どうした?」
「ううん。やっぱりなんでもない。」
「そ?ならいいか。」
今日の華恋に違和感を持ちつつも2人は教室へ入った。
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