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「あはははっ!あー悠梨ってマジで面白いね。」 え……? 「本当にするわけないだろ?嫌がる女の子に手を出すのってあんまり好きじゃないんだよね。」 そう言って腕を緩めて私を解放する。 恐る恐る手を顔から外すと、すっかり距離をとった直哉君がこちらを見て笑っていた。 そして私と目が合うと真剣な顔でこう言った。 「嫌がる悠梨も可愛いけど、本気で俺を欲しがる悠梨が見たい。」
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