3133人が本棚に入れています
本棚に追加
「いってらっしゃいませ」
車から出ると、リョータ君が私が降りるのを外で待ち構え、見送ってくれた。
「ありがとうございました」
リョータ君にお礼をう言うと、「もし何かあったらすぐに俺を呼んでください。俺すぐに駆けつけますから」と、真剣に詰め寄られ。
「わ、わかりました・・・」と、気迫に身をたじろがせながら返事をした。
リョータ君の仕事に対する熱意が伝わってきて、なるほど、と感心してしまう。
リョータ君は見た感じ、明らかに私より年下のようだ。
でも凄くしかっりしてて、頼りがいもありそう。
まあ、可愛い弟ができたと思えばどうってことないか?
そんな気持ちの変化に、私はリョータ君の事を受け入れようと決めた。
最初のコメントを投稿しよう!