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二人を交互に眺めながら、仕事もせず、窓の外をぼんやり眺めている私は、なんて平和なのだろうと呑気に物思いにふける。
一人だけ時間がゆっくりと過ぎていく。
忙しそうに仕事をする二人には申し訳ないが、それを止める気は今の私には全くない。
しかし神様は、そんな私のことをちゃんとご覧になっていたようで。
怠慢な私に、罰をお与えになったのだった。
でもこの時の私は、後にとんでもない不幸が我が身に降りかかることなど、知る由もなかった。
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