私の同居人はケモノ耳―短編―

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   お ま け 「……。」 「…。」 「…。」 目の前には厳つい顔立ちの男。 無表情に二匹を見下ろしている。 「れ、レオ…あの、ね…。」 「折り入って頼みがある。」 ごく、と二匹が喉を鳴らす。 勢いよく頭を下げて床に額を擦り付ける。 「「一緒に寝て下さい!」」 「…早く布団に入れ。」 結論 レオはみんなのお父さん。 おしまい。
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