第1章

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「すんません」 「せやけど立ったまま寝るて器用なやっちゃなぁ」 「エヘヘ。おかげさまで」 「なんや、昨日は夜遊びでもしとったんか」 「ゲームしてました。ねへへ」 「ゲームか、色気ないな」 「よっしゃ、罰として明日からも学校こい!」 「えぇ!?明日から夏休み…」 「休ません」 「お前なんか夏期講習強制参加じゃ」 「えぇ――――――――」 背ーでかくてエエことない。 まぁ、今さら気にしてへんけど。 まぁ、しいて言うなら高いところに手が届いて便利やな。 スッ 「はい、どうぞ」 「……嫌味か?」 「うん」ニッコリ こいつは大谷。ちっこいのに大谷。
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