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お母さんとたけしが買い物に出かけて、一人残ったぼくは作文を書こうと机に向かった。 「……」 えんぴつを握っただけで、やっぱりあの日を思い出してしまう。 でも…もう絶対に書くしかない。 本当は今日提出しなくちゃだめだったんだから。 ぼくはえんぴつを握っている手に力を入れて、作文用紙に書き始めた。
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