129人が本棚に入れています
本棚に追加
/283ページ
「いつも直輝とばっかり遊んでないで、クラスのだれかと遊んでみろよ」
そうでもしないとずっと友達できないぞ?と勇馬はたけしに言っている。
ぼくは何も言わず、ただだまって聞いていた。
心の中では、そうだぞって思いながら。
「……。わかった」
たけしはそれだけ言ってジュースを飲むと、部屋から出ていった。
「なんだ?あいつ」
勇馬はチョコレートをもう1つ取って食べた。
勇馬はたけしのために言ってくれたんだと思うけど、たけしは何かいやだったのかな。
最初のコメントを投稿しよう!