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お父さん? お母さん? どっちだろう。 ぼくは目をつぶって寝たふりをする。 ギシッギシッと、二段ベットの階段を上がる音が聞こえた。 「直輝…、ごめんな…」 聞こえてきたのはお父さんの声。 お父さんは何回かぼくの頭をなでると、部屋を出ていった。
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