21/34
前へ
/283ページ
次へ
「……」 一人になったぼくは、とりあえず横になった。 そうだよ。 お母さんは寝てないんだから、寝た方がいいに決まってる。 もしかしたらいっしょにいてくれるんじゃないかって、ちょっとだけ期待しちゃったんだ。 ほんのちょっとだけ… むなしいような、つまらないような変な気持ちに、なんとかして理由をつけようとがんばってみたけど、モヤモヤはなくならないまま薬のおかげで眠った。
/283ページ

最初のコメントを投稿しよう!

130人が本棚に入れています
本棚に追加